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虚偽実績で小学校のエアコン設置工事落札か 会社役員逮捕
虚偽実績で小学校のエアコン設置工事落札か
3年前に行われた荒尾市内の小学校のエアコン設置工事をめぐり、過去に工事実績があるように装って入札に参加し、工事を落札したとして、荒尾市の建設会社の役員が公契約関係競売等妨害の疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは荒尾市の建設会社役員で、県建設業協会荒尾支部長の吉村厚司容疑者(52)です。
警察によりますと、3年前、荒尾市内の2つの小学校で行われたエアコンの設置工事をめぐり、入札への参加資格を得るため、過去に工事の実績があるとするうその書類を提出して入札に参加し、落札したとして公契約関係競売等妨害の疑いが持たれています。
警察の調べによりますと、この入札には市内の建設会社7社が参加し、予定価格の7800万円に対し、7600万円で落札していたということです。
警察は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。
一方、工事はその年の9月までに終わり、これまでのところトラブルなどの報告はないということです。
警察は、14日朝から会社の捜索を行っていて、今後、押収した資料を調べたり関係者に話を聞くなどしてさらに詳しいいきさつを捜査することにしています。